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ラブカルチャースクール 3
第12章 Lesson 欲
レッスンまでの残り数分……セイジだけを感じたい――

貴方だけに食べられたい――――

「はぁ……はぁ……」

熱のこもった息をセイジの首に吹き付けるように吐き出すと

「琴海……ことみ……」

セイジは蕾の皮を剥きながら、私の名前を繰り返してきた。

切なく私を呼ぶセイジの声に、胸が締め付けられるかのように蜜巣の奥がキュゥと締まる。

今直ぐ、セイジ自信を咥えたくなる衝動が衝き上がってきた。

「セイッ……あぁっ……」

息苦しく声を詰まらせて、胸の奥に欲望を閉じ込める。

セイジの指が肉芽の根元を挟み、激しく揺らしてきた。

扱いていく波動が陰茎を伝って肉プレートが震えだし、一気に膨張を始めたオーガズムが爆破する。

見計らったようにセイジが止めのボタンを押すと、一瞬にしてロケットが脳天まで打ち上げられた――――。

「あ、あぁぁっ――! うっ……」

頭の中で爆竹が弾けたような衝撃に襲われて火花が散る。

次の瞬間、雲の中にでも突っ込んだみたいに全てが真白になった――――。

「は……あぁ……」

「琴海っ!」

踏ん張っていた脚から力が抜けていき、膝から床に落ちかける私の身体を素早くセイジが支えてくれた。

「あ……ごめ……」

舌先まで痺れた感覚がして、上手く呂律が回らない。

朦朧としている私の額にセイジは頬を寄せ、ギュッと力強く抱き締めてきて……

「琴海……可愛いよ……」

甘く、優しく――囁いた。

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