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ラブカルチャースクール 3
第12章 Lesson 欲

「琴海……そんなにおかしい?」
ヘラヘラしている私の頬をセイジは軽く摘まんできた。
「ひゃっ! だってセイジが心配するようなこと何もないのに、焼きもち妬いてくれるなんて……えへへへ~」
セイジが気にしてくれていると思っただけで、一瞬浮かんだ不安は瞬く間に消えてしまい、甘いチョコレートみたいに蕩けてしまいそうな気分だ。
「何もないって琴海は思っていてもこれから何があるか分からないし、レッスンだって……さ」
顔が緩む私とは正反対に、セイジは神妙面持ちで言ってきた。
その深刻な表情にセイジの心情を察してあげられていない自分に気付き、申し訳なく感じて反省する。
「セイジ……ごめんね。気を付けるね……」
思えばセイジに余計な不安を与えているのは、私が余計な行動をしたからなんだよね。
だけど――私だって正直、人気講師のセイジのレッスン相手に『嫉妬』してしまう。
これを言ったらお互いキリがないんだけど……
「セイジ……私だって、焼きもち妬いてるよ……」
今までは言っちゃいけないと思っていたけど、自分の素直に言ってみると――
セイジは顔が桜色に染まった。
――――照れている?
「セイジ……きゃっ!」
また照れているセイジを見るのも珍しい気がして、マジマジと凝視していたら、顔を隠されるように思いっきり抱き締められた。
「琴海……」
「セイジ……」
広い背中に腕を回して温かい胸に顔を埋める。
凄く、凄く――――幸せだ。
いつも日か堂々とこうやって抱き締め合って、想いを告げたいな……。
今の私たちには、それが何より叶えたい『欲望』なのかもしれない――――。
ヘラヘラしている私の頬をセイジは軽く摘まんできた。
「ひゃっ! だってセイジが心配するようなこと何もないのに、焼きもち妬いてくれるなんて……えへへへ~」
セイジが気にしてくれていると思っただけで、一瞬浮かんだ不安は瞬く間に消えてしまい、甘いチョコレートみたいに蕩けてしまいそうな気分だ。
「何もないって琴海は思っていてもこれから何があるか分からないし、レッスンだって……さ」
顔が緩む私とは正反対に、セイジは神妙面持ちで言ってきた。
その深刻な表情にセイジの心情を察してあげられていない自分に気付き、申し訳なく感じて反省する。
「セイジ……ごめんね。気を付けるね……」
思えばセイジに余計な不安を与えているのは、私が余計な行動をしたからなんだよね。
だけど――私だって正直、人気講師のセイジのレッスン相手に『嫉妬』してしまう。
これを言ったらお互いキリがないんだけど……
「セイジ……私だって、焼きもち妬いてるよ……」
今までは言っちゃいけないと思っていたけど、自分の素直に言ってみると――
セイジは顔が桜色に染まった。
――――照れている?
「セイジ……きゃっ!」
また照れているセイジを見るのも珍しい気がして、マジマジと凝視していたら、顔を隠されるように思いっきり抱き締められた。
「琴海……」
「セイジ……」
広い背中に腕を回して温かい胸に顔を埋める。
凄く、凄く――――幸せだ。
いつも日か堂々とこうやって抱き締め合って、想いを告げたいな……。
今の私たちには、それが何より叶えたい『欲望』なのかもしれない――――。

