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ラブカルチャースクール 3
第14章 Lesson お忍び

「店長、奥さん、ご馳走様でした!」
名残惜しい気持ちで、店長夫婦に挨拶をする。
「おぉ、もう帰るんだね~琴ちゃん。久々に会えて嬉しかったよ」
「私もよ~。また遊びに来てね」
店長たちの温かい言葉が胸に染み入って、色んな思い出と共に涙も溢れそうになった。
「はい! また絶対に来ますね!」
「ふふふ~次はご飯も食べていってね」
「はいっ! 是非とも!」
店長の元でバイトさせて貰っていたのはほんの数か月だったけど、本当に娘のように扱って貰えて嬉しかった。
きっと四天王も、店長たちには息子みたいなものなのだろう。
だから温かい家に帰るみたいに、お店に来たくなってしまうのだ――――。
「店長……奥様、お騒がせして失礼致しました」
会計を済ませたヤナセは、二人に一礼をする。
「今日も楽しかったよ~。四人揃って、また来ておくれよ」
「はい……ありがとうございます」
店長に見せるヤナセの笑顔は、普段見せる穏やかな笑顔よりも一層朗らかに見えた。
ヤナセが店長のことを凄く慕っているのが伝わってくる。
『昔は余り笑わない子だった』――――
ヤナセを学生時代から知っている店長が以前言っていたけど、ヤナセがこんな風に笑えるようになった切っ掛けも店長は知っているのかな……?
「琴ちゃん、これクッキーなんだけど良かったら食べてちょうだい」
「わぁ~! 嬉しい~! 良いんですか?」
突然来店したのに、奥さんが手土産に焼き菓子まで渡してくれ、至れり尽くせりで申し訳なくなる。
「ふふ、新しい職場で仲間も出来たでしょう? 皆で食べてね」
「はい……仲間と食べます!」
笑顔で答えると、店長たちは凄く嬉しそうに微笑み返してくれた。
いつか私も、『仲間』とここへお忍びに来られる日が来るといいな……。
私とヤナセは、再びお辞儀をして店を出る。
来るときはまだ少し明るかったビルの谷間ももうすっかり暗くなり、街明かりが灯る中を涼しい風が吹き抜けた。
名残惜しい気持ちで、店長夫婦に挨拶をする。
「おぉ、もう帰るんだね~琴ちゃん。久々に会えて嬉しかったよ」
「私もよ~。また遊びに来てね」
店長たちの温かい言葉が胸に染み入って、色んな思い出と共に涙も溢れそうになった。
「はい! また絶対に来ますね!」
「ふふふ~次はご飯も食べていってね」
「はいっ! 是非とも!」
店長の元でバイトさせて貰っていたのはほんの数か月だったけど、本当に娘のように扱って貰えて嬉しかった。
きっと四天王も、店長たちには息子みたいなものなのだろう。
だから温かい家に帰るみたいに、お店に来たくなってしまうのだ――――。
「店長……奥様、お騒がせして失礼致しました」
会計を済ませたヤナセは、二人に一礼をする。
「今日も楽しかったよ~。四人揃って、また来ておくれよ」
「はい……ありがとうございます」
店長に見せるヤナセの笑顔は、普段見せる穏やかな笑顔よりも一層朗らかに見えた。
ヤナセが店長のことを凄く慕っているのが伝わってくる。
『昔は余り笑わない子だった』――――
ヤナセを学生時代から知っている店長が以前言っていたけど、ヤナセがこんな風に笑えるようになった切っ掛けも店長は知っているのかな……?
「琴ちゃん、これクッキーなんだけど良かったら食べてちょうだい」
「わぁ~! 嬉しい~! 良いんですか?」
突然来店したのに、奥さんが手土産に焼き菓子まで渡してくれ、至れり尽くせりで申し訳なくなる。
「ふふ、新しい職場で仲間も出来たでしょう? 皆で食べてね」
「はい……仲間と食べます!」
笑顔で答えると、店長たちは凄く嬉しそうに微笑み返してくれた。
いつか私も、『仲間』とここへお忍びに来られる日が来るといいな……。
私とヤナセは、再びお辞儀をして店を出る。
来るときはまだ少し明るかったビルの谷間ももうすっかり暗くなり、街明かりが灯る中を涼しい風が吹き抜けた。

