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ラブカルチャースクール 3
第14章 Lesson お忍び

目頭と胸が、熱くなった――――。
ヤナセはこの一言を私に伝えるために――『お忍び』をしてくれたんだ。
スクールの中で同じことを伝えることだって出来たのに、わざわざ店長のところまで連れて来てくれたのは、私の気持ちをフラットにさせてくれようとしたのかもしれない。
実際、久々に店長夫婦に会えて凄く嬉しかったし、女性講師を目指して頑張っていたことを思い返しては初心に戻れた気がする。
「ヤナセさん……今日はここへ連れて来てくれて、ありがとうございます!」
今日だけじゃない――
ヤナセには日々いつも支えて貰っていて、感謝でいっぱいだ。
シコリになりそうだったアラタとクニミツの『射精』をヤナセが拭ってくれたお蔭で、スッキリした気持ちで満面に笑顔を浮かべると
「琴海さん……カミジョウさんが、様子を見に行った時……土下座していたそうですね」
ヤナセは少し憂い気のある微笑みを向けてきた。
「あ……聞きましたか?」
「クス……はい。レッスン室に入ったら……琴海さんが、ローブ姿で床に三つ指ついていたと伺いました」
「すみません……」
なるほど……色々申し訳なく思って土下座してしまったけど、それが余計ヤナセを心配させてしまったのかも。
だから『責任を背負わなくてもいいのですよ』――――
ヤナセは、そう言ってくれている気がする。
「琴海さん……ソーダを飲み終わったら、スクールに戻りましょうか」
「はい! もう結構時間が経っていますよね!」
スクールに戻ったら「遅~い! どこで何してたの!!」と詮索してくるジュリと、そのやり取りを呆れて見ているカレンとサナの姿が目に浮かぶ。
「クス……慌てて飲まなくても、大丈夫ですよ」
一気に残りのソーダを飲もうとしている私に柔らかに微笑むヤナセは、相変わらずお見通しだった。
ヤナセはこの一言を私に伝えるために――『お忍び』をしてくれたんだ。
スクールの中で同じことを伝えることだって出来たのに、わざわざ店長のところまで連れて来てくれたのは、私の気持ちをフラットにさせてくれようとしたのかもしれない。
実際、久々に店長夫婦に会えて凄く嬉しかったし、女性講師を目指して頑張っていたことを思い返しては初心に戻れた気がする。
「ヤナセさん……今日はここへ連れて来てくれて、ありがとうございます!」
今日だけじゃない――
ヤナセには日々いつも支えて貰っていて、感謝でいっぱいだ。
シコリになりそうだったアラタとクニミツの『射精』をヤナセが拭ってくれたお蔭で、スッキリした気持ちで満面に笑顔を浮かべると
「琴海さん……カミジョウさんが、様子を見に行った時……土下座していたそうですね」
ヤナセは少し憂い気のある微笑みを向けてきた。
「あ……聞きましたか?」
「クス……はい。レッスン室に入ったら……琴海さんが、ローブ姿で床に三つ指ついていたと伺いました」
「すみません……」
なるほど……色々申し訳なく思って土下座してしまったけど、それが余計ヤナセを心配させてしまったのかも。
だから『責任を背負わなくてもいいのですよ』――――
ヤナセは、そう言ってくれている気がする。
「琴海さん……ソーダを飲み終わったら、スクールに戻りましょうか」
「はい! もう結構時間が経っていますよね!」
スクールに戻ったら「遅~い! どこで何してたの!!」と詮索してくるジュリと、そのやり取りを呆れて見ているカレンとサナの姿が目に浮かぶ。
「クス……慌てて飲まなくても、大丈夫ですよ」
一気に残りのソーダを飲もうとしている私に柔らかに微笑むヤナセは、相変わらずお見通しだった。

