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ラブカルチャースクール 3
第16章 ILesson 4回目
「いよいよ、三人目か……」

引き続き今日も、新人講師の研修である。

生徒の時は身体に無理なくレッスン予定を組んだけど、こういう連日の研修は初めてだ。

受け身なのに、疲れていないっていったら嘘になる。

前回のクニミツとは殆どしていないようなものだったけど、精神的負担が肉体へてき面に疲労感を与えてきていた。

「う~ん……男性講師は、毎日のようにレッスンが入っているんだよね」

それも日替わり違う女性を相手にセックスをするのだから、私みたいに講師相手とは訳が違う。

身体だけではなく、肝心な『心』を癒して成長させていくのだ――――。

ますますラブカル講師の凄さを実感していく。

「でもその講師の育成の手伝いをさせて貰っているんだよね……私」

世間の表には出ない存在だけど誰かの役に少しでも立てることが、凄く嬉しく思えた。

「頑張れるように、もっと体力付けなきゃだ!」

三人目の講師を待ちながら、スーツ姿で体操を始める。

「いっちにぃ、さんっし!」

レッスン前に無駄に動かない方がいいのかもしれないけど、無意識に緊張を解そうとしている自分がいた。

身体を動かしながら、昨日の喫茶店のことやセイジとの甘い時間を思い返してモチベーションを上げていく。

障害はまだ沢山あるけどセイジと二人だけの蜜事は、何にも代えがたい私の宝物だ。

色々あったし、これからも起きるだろうけど……

やっぱり講師になって良かったと心の底から実感出来る。

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