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ラブカルチャースクール 3
第20章 I Lesson 6回目

珍しくワタリに褒められたのに、結局怒鳴られるというコントのオチのようなお決まりパターンで、レッスンが締め括られてしまって胸が凹む。
いや、元々胸はないんですけどね。
そんな自虐ネタまで思い浮かんで、余計に落ち込みそうになった。
「では、失礼します……」
肩を落とし気味でワタリに挨拶をして、教室を出ようとすると――――。
「チビ、待て」
またしても、『待て』を命じられた。
今度は何ぃぃぃ――――!?
これ以上、どこを凹ませる気なんですか?
鼻か! 身長か?
ワタリからしたら私なんて全てミニサイズなんだから、潰す必要ないでしょ!
「なんで、しょうか?」
口元を引き攣らせながら、巨人の方へ振り向く――――。
ジッと見下ろしてくる凄みを利かせた眼光は、研ぎたての刀みたいに鋭い。
この光が失うことは、永久にないんだろうな――とさえ確信させる。
ラブカル四天王、色んな意味で眩しいです。
潰されるのは、目か――――!!
「今日のこと、ありのままヤナセに報告しろよ」
「え?」
ワタリの言葉に、反射的に細め掛けていた目を一気に見開いた。
固まっている私に、ワタリは話を続ける。
「ありのままだ。胸を張って話せ。分かったな」
剛速球どストレート――――多くは語らないが、重みがあるのがワタリの言葉だ。
そして何気に、凹んだ胸も膨らませてくれた。
「はい。承知しました」
「行け」
「はいっ!」
感謝と敬意を込めてワタリに深々と一礼し、やっと待てから開放されたワンコの如く、軽やかな気持ちで教室を飛び出した。
どうなるかと思った『立ち合いレッスン』も、初っ端からワタリvsリクというハードペアだっただけに、後の二人は気持ちも楽に持てるような気がする――――と思うのは、まだ考えが甘いだろうか?
いや、元々胸はないんですけどね。
そんな自虐ネタまで思い浮かんで、余計に落ち込みそうになった。
「では、失礼します……」
肩を落とし気味でワタリに挨拶をして、教室を出ようとすると――――。
「チビ、待て」
またしても、『待て』を命じられた。
今度は何ぃぃぃ――――!?
これ以上、どこを凹ませる気なんですか?
鼻か! 身長か?
ワタリからしたら私なんて全てミニサイズなんだから、潰す必要ないでしょ!
「なんで、しょうか?」
口元を引き攣らせながら、巨人の方へ振り向く――――。
ジッと見下ろしてくる凄みを利かせた眼光は、研ぎたての刀みたいに鋭い。
この光が失うことは、永久にないんだろうな――とさえ確信させる。
ラブカル四天王、色んな意味で眩しいです。
潰されるのは、目か――――!!
「今日のこと、ありのままヤナセに報告しろよ」
「え?」
ワタリの言葉に、反射的に細め掛けていた目を一気に見開いた。
固まっている私に、ワタリは話を続ける。
「ありのままだ。胸を張って話せ。分かったな」
剛速球どストレート――――多くは語らないが、重みがあるのがワタリの言葉だ。
そして何気に、凹んだ胸も膨らませてくれた。
「はい。承知しました」
「行け」
「はいっ!」
感謝と敬意を込めてワタリに深々と一礼し、やっと待てから開放されたワンコの如く、軽やかな気持ちで教室を飛び出した。
どうなるかと思った『立ち合いレッスン』も、初っ端からワタリvsリクというハードペアだっただけに、後の二人は気持ちも楽に持てるような気がする――――と思うのは、まだ考えが甘いだろうか?

