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ラブカルチャースクール 3
第22章 I Lesson 7回目

「三Pなんて、する訳ないじゃん。まさか……ジュリ、立ち合いレッスンで、三Pやろうとか思ってないよね!? ……流石にないか~」
相手の講師が来るまでの間に、更衣室でレッスンの支度をしながら、独り言をひたすら呟く。
ジュリがあんな変なことを言ってきたもんだから、要らぬ想像をしてしまった。
「いけない、いけない……集中しなきゃ……」
ただでさえ立ち合いは、普通のレッスンとは違うから、余計な油断や雑念がトラブルの原因になりえる――――。
それに若しかしたら、今日のレッスン相手はアラタかもしれないのだ。
前回は張り切って射精しようとした上に、あんなこと言ってくるし――――。
「はぁ~。気が重い」
女性講師を目指しているのにそんなこと言っては駄目だろうけど、つい愚痴ってしまう。
不安から逃げ出したくて、愛しい人の胸に今直ぐ飛び込みたくなった。
「セイジ……会いたいよ~」
セイジの名前を口した途端、目が潤みそうになる――――。
生徒の時よりは近くになった筈なのに、まだ先の見えないゴールに弱さの方が姿を見せる。
少しは強くなったつもりでも、ちょっとした弾みで脆いなってしまう自分が情けない。
弱気を払うようにプルプルと思いっきり頭を左右に振って、両手で頬をパチンと叩いた。
「頑張ろう……」
今出来ることは、早く一人前の講師になることだ。
セイジの笑顔を思い浮かべながら気合を入れ直して、隣のレッスン室に向かった。
「まだ来てないかな?」
レッスン室からは人の気配は感じない。
ガチャ――――ドアノブに手を掛け、ゆっくりと開いていく。
「宜しくお願いします!」
ドアを開ききると同時に、本日のお相手が勢いよく部屋に飛び込んできた。
相手の講師が来るまでの間に、更衣室でレッスンの支度をしながら、独り言をひたすら呟く。
ジュリがあんな変なことを言ってきたもんだから、要らぬ想像をしてしまった。
「いけない、いけない……集中しなきゃ……」
ただでさえ立ち合いは、普通のレッスンとは違うから、余計な油断や雑念がトラブルの原因になりえる――――。
それに若しかしたら、今日のレッスン相手はアラタかもしれないのだ。
前回は張り切って射精しようとした上に、あんなこと言ってくるし――――。
「はぁ~。気が重い」
女性講師を目指しているのにそんなこと言っては駄目だろうけど、つい愚痴ってしまう。
不安から逃げ出したくて、愛しい人の胸に今直ぐ飛び込みたくなった。
「セイジ……会いたいよ~」
セイジの名前を口した途端、目が潤みそうになる――――。
生徒の時よりは近くになった筈なのに、まだ先の見えないゴールに弱さの方が姿を見せる。
少しは強くなったつもりでも、ちょっとした弾みで脆いなってしまう自分が情けない。
弱気を払うようにプルプルと思いっきり頭を左右に振って、両手で頬をパチンと叩いた。
「頑張ろう……」
今出来ることは、早く一人前の講師になることだ。
セイジの笑顔を思い浮かべながら気合を入れ直して、隣のレッスン室に向かった。
「まだ来てないかな?」
レッスン室からは人の気配は感じない。
ガチャ――――ドアノブに手を掛け、ゆっくりと開いていく。
「宜しくお願いします!」
ドアを開ききると同時に、本日のお相手が勢いよく部屋に飛び込んできた。

