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ラブカルチャースクール 3
第22章 I Lesson 7回目

ホズミの男性モードに初めて遭遇したクニミツは、何が起こったのか頭がまだ理解出来ていないのだろう、唖然としてホズミを見上げながら固まっている。
流石にこの状態では、もうレッスンの続きを懇願することすら出来ないだろう。
ホズミは石と化しているクニミツの前にヤンキー座りのようしゃがみ、折りたたんだ膝の上に腕を載せると、クニミツに目線を合わせた。
こんな座り方でも、スーツで長い足を余らせている姿は格好良く見える。
これで言葉遣いがイケメンモードなら、凄く様になるのだろうけど――――。
「ポチ、ハウスしてらっしゃい!」
「ハウス……?」
「着替えてらっしゃい! はい、タッチ!」
パァァァ――――ン!!
ホズミはまるで飼い主がペットに躾をするみたいに命令すると、大きく手を叩いて合図をした。
「はいっ!」
合図と共にクニミツはまたしても勢いよく飛び上がると、敬礼でもするかのようにビシッと姿勢を正してから、更衣室に駆け込んでいく。
そんなクニミツの背中に、私は心の中で「ご愁傷様」と呟いた――――。
「もう~言えば出来るじゃない!」
「ははは……良い子なんだけどね」
こんな問題ある状況でも、気まずい空気にならないのはホズミの安心できる所なのだけれども――――。
「姉さん……これで良かったのかな?」
気心知れているホズミだから話しやすいのもあるけど、今後のこともあるからアドバイスして欲しいと思った。
今日のレッスンの内容に反省点があり過ぎて、つい不安を吐露してしまう。
ホズミはゆっくりと立ち上がると、気落ちしている私の横に座り直してくれた。
流石にこの状態では、もうレッスンの続きを懇願することすら出来ないだろう。
ホズミは石と化しているクニミツの前にヤンキー座りのようしゃがみ、折りたたんだ膝の上に腕を載せると、クニミツに目線を合わせた。
こんな座り方でも、スーツで長い足を余らせている姿は格好良く見える。
これで言葉遣いがイケメンモードなら、凄く様になるのだろうけど――――。
「ポチ、ハウスしてらっしゃい!」
「ハウス……?」
「着替えてらっしゃい! はい、タッチ!」
パァァァ――――ン!!
ホズミはまるで飼い主がペットに躾をするみたいに命令すると、大きく手を叩いて合図をした。
「はいっ!」
合図と共にクニミツはまたしても勢いよく飛び上がると、敬礼でもするかのようにビシッと姿勢を正してから、更衣室に駆け込んでいく。
そんなクニミツの背中に、私は心の中で「ご愁傷様」と呟いた――――。
「もう~言えば出来るじゃない!」
「ははは……良い子なんだけどね」
こんな問題ある状況でも、気まずい空気にならないのはホズミの安心できる所なのだけれども――――。
「姉さん……これで良かったのかな?」
気心知れているホズミだから話しやすいのもあるけど、今後のこともあるからアドバイスして欲しいと思った。
今日のレッスンの内容に反省点があり過ぎて、つい不安を吐露してしまう。
ホズミはゆっくりと立ち上がると、気落ちしている私の横に座り直してくれた。

