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初花凛々
第19章 十六夜
凛は服を脱ぎ、下着姿になった。


月明かりに照らされた白い陶器を思わせる肌。


そんな凛を目の当たりにして、麻耶もまた、高ぶってゆく。


「……っ」


凛は麻耶の履いていた衣服を脱がし、おもむろに指先で弄った。いきなりの刺激に、麻耶は声にならない声をあげた。


「ここ……、私のあそこにくっつけたいの」

「え……」


潤んだ凛の瞳。動揺を隠せない麻耶の瞳。


そんな二人の視線は絡み合い、交わる____


凛は履いていたスカートをたくし上げ、履いていた下着を麻耶に見せた。


「……初めて見た」

「買ったの。麻耶に……、脱がせて欲しかったから、これにしたんだ」


凛が今日履いているのは、腰部分が紐になっているいわゆる紐パンと呼ばれるもの。バック部分までもが紐になっている、Tバックタイプ。


以前椿が身につけていた水着よりも、もっと淫らな印象のそれを見て、麻耶は自身のものがムクッと起き上がった気がした。


赤ちゃんの様にふっくらとした凛の尻は、Tバックによりさらに美しく、いやらしく、月明かりに浮かんでいた。




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