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初花凛々
第40章 狂い咲き

しばらく2人はじゃれ合っていた。子犬同士の戯れのようだと凛は思った。成人男性に対して子犬という表現は合わないかも知れないけれど。はしゃぐ2人は無邪気だった。
普段は上手く感情をコントロールし、あまり表に出さない麻耶が。心を許しているであろう仲間に、凛のことを話していた。
第三者を通して伝えられる麻耶の声は、自身に愛の言葉を囁かれるより、ずっと確かな喜びと安心を得た気がした。
微かに外の冷気を感じて、振り向くとリビングへと西嶋がやって来た。
「なんか楽しそうじゃん」
いつの間にか外で一服をしていたらしい西嶋は、微かに煙草の匂いを纏っていた。何があったのか、何も知らない西嶋は呑気に麻耶と凛が買ってきたツマミを選ぶ。
「渋いな、セレクトが」
と言い、それを聞き凛と麻耶は笑ってしまった。
普段は上手く感情をコントロールし、あまり表に出さない麻耶が。心を許しているであろう仲間に、凛のことを話していた。
第三者を通して伝えられる麻耶の声は、自身に愛の言葉を囁かれるより、ずっと確かな喜びと安心を得た気がした。
微かに外の冷気を感じて、振り向くとリビングへと西嶋がやって来た。
「なんか楽しそうじゃん」
いつの間にか外で一服をしていたらしい西嶋は、微かに煙草の匂いを纏っていた。何があったのか、何も知らない西嶋は呑気に麻耶と凛が買ってきたツマミを選ぶ。
「渋いな、セレクトが」
と言い、それを聞き凛と麻耶は笑ってしまった。

