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初花凛々
第46章 立夏
楽しくてついつい飲みすぎた翌朝。若干の頭痛を感じながら凛は朝礼のため、ホールへと足を運んだ。
昨日はとても楽しかった。久しぶりに会った新山とは、やはり波長が合うのだろう。ただ話すだけでも気分転換になったし、また会おうねという約束があるだけで、また頑張ろうと思える。
ぼんやりとしていたら、周囲が皆拍手を送っていた。
ハッとして前方に目をやると、そこに立っていたのは一人の女性。
営業部の小松のポジションへ人事交流でやってきた、本社の女性だった。
「本社、営業部より参りました。本日よりお世話になります。」
よろしくお願いしますと、その女性は深々と頭を下げた。
朝礼が終わると、その女性は凛の元へと駆け寄ってきた。
「人事の胡桃沢さん、ですよね。色々とお世話になります。」
手続きは主に凛が行うため、そのためだけに、わざわざ挨拶にきてくれた。
ふんわりとした笑顔を纏う彼女は、どことなく、新山に雰囲気が似ているかも、と凛は思った。
昨日はとても楽しかった。久しぶりに会った新山とは、やはり波長が合うのだろう。ただ話すだけでも気分転換になったし、また会おうねという約束があるだけで、また頑張ろうと思える。
ぼんやりとしていたら、周囲が皆拍手を送っていた。
ハッとして前方に目をやると、そこに立っていたのは一人の女性。
営業部の小松のポジションへ人事交流でやってきた、本社の女性だった。
「本社、営業部より参りました。本日よりお世話になります。」
よろしくお願いしますと、その女性は深々と頭を下げた。
朝礼が終わると、その女性は凛の元へと駆け寄ってきた。
「人事の胡桃沢さん、ですよね。色々とお世話になります。」
手続きは主に凛が行うため、そのためだけに、わざわざ挨拶にきてくれた。
ふんわりとした笑顔を纏う彼女は、どことなく、新山に雰囲気が似ているかも、と凛は思った。