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初花凛々
第9章 金魚草
それから程なくして、圭吾と雫は付き合い始めた。


凛は気付いた。


圭吾がいつも、部活で一番に凛に話しかけるのは、隣に雫がいたからだということ_____。









「……うっ、うう……」


誰にも言えなかった圭吾への想い。


凛は唯一の泣き場所である、家のバスルームで泣いた。


滑稽な自分。


伝えることも出来ぬまま終わってしまった恋。


シャワーをザアザア出し、泣き声を掻き消した。


頬を伝う熱いもの。


それは涙なのか、それともお湯なのかもわからずに。


凛はただひたすらに、泣き続けた。






















月見草の花言葉_____


湯上りの美人


無言の恋


うちあけられない恋



月見草は人目を忍ぶように、夜にそっと花開く。
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