この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
妖精王は軍人に奪われる
第5章 淫靡な一時





「…なにをしているんだ…?」


様子を見ていたメアが小さく呟く


突如木の根元の"なにもない場所"を
見つめたかと思ったら、驚いた表情で
後ろを振り返って唇を動かしている


(妖精王とやらは、人に見えぬモノまで
見ることが出来るのか…)


ずっと驚いたままその場から動こうと
しない様子を眺め、助けが必要なら
声をあげるだろうと考え本に視線を戻す




(人に見えぬモノ…か)



す、と目を細めて虚空を見つめ
居ないはずの影を追う



「昔から、お前の幻覚だけが見える
アルマ…」


影を消すように目を閉じて呟くと
自らを嘲るように苦笑して、
本のページをめくった





/81ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ