この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
サイドストーリー5
第11章 王子の甘い罠
俺はスーツの上着を椅子の背もたれにほおり投げ
すみれさんの目を見ながらネクタイを緩めた。
外したネクタイをスーツの上着の上に投げ
ゆっくりとすみれさんに近づきながらYシャツのボタンを外す。
「ちょ・・・と」
すみれさんは俺に怖くなったのかゆっくりと後ろに下がった。
「晃」
「えっ・・・?」
「セーフ・ワード」
「セーフ・ワード?」
「俺の名前です。すみれさんがこの言葉を言ったら
俺の全ての行為をストップさせます」
「・・・・」
そのセーフ・ワードはとっさに思いついた事だった。
こんな風に脅して。
許してくれるなんて思ってない。
まさか、好きになってくれるとか
愛してくれるなんて幻想は・・・思ってない。
それでも、それでも貴女と接点が欲しかった。
すみれさんの目を見ながらネクタイを緩めた。
外したネクタイをスーツの上着の上に投げ
ゆっくりとすみれさんに近づきながらYシャツのボタンを外す。
「ちょ・・・と」
すみれさんは俺に怖くなったのかゆっくりと後ろに下がった。
「晃」
「えっ・・・?」
「セーフ・ワード」
「セーフ・ワード?」
「俺の名前です。すみれさんがこの言葉を言ったら
俺の全ての行為をストップさせます」
「・・・・」
そのセーフ・ワードはとっさに思いついた事だった。
こんな風に脅して。
許してくれるなんて思ってない。
まさか、好きになってくれるとか
愛してくれるなんて幻想は・・・思ってない。
それでも、それでも貴女と接点が欲しかった。