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サイドストーリー5
第21章 出会いは必然に
「なんで、お前と陽菜が一緒に飲んでるんだよ」
孝志の仕事が終わったころを見計らって
陽菜と一緒にいることをメールで知らせる。
案の定、予想した時間よりも早く孝志が店に着いた。
「女子会よ」
ニヤッと笑ってそう言えば
真剣な顔をした孝志が一呼吸置いて
「俺はお前が良治でもリョウコでも親友だと思ってる」
「うん」
「けど、陽菜と2人で飲むのはもうやめてくれ」
「・・・・昔の孝志の女遊びをばらされると困るから?」
真面目な顔の孝志をはぐらかそうと誤魔化したら
「茶化すなよ」
と、タバコを吸いだした。
「お前の最後の最後に残ってる男の部分を信用できないだけ」
「・・・・」
「女子会だと言い張るならそれでも良いよ。
でも、お前に残ってる最後の男の部分と陽菜を2人で飲ませたくない」
「1%もないのに?」
「たとえ、0.1%であっても、男と陽菜を飲み会の席で2人にさせたくない」
「・・・・・」
「悪い。お前の事100%女だと思えない。俺がお前の親友である限り
男だったあの時代を忘れることは出来ない」
「・・・・」
「お前を100%女だと思ったら、楽しかったあの時代を否定することになる」
「・・・・ずいぶん陽菜に惚れてるのね」
「まぁね」
孝志の仕事が終わったころを見計らって
陽菜と一緒にいることをメールで知らせる。
案の定、予想した時間よりも早く孝志が店に着いた。
「女子会よ」
ニヤッと笑ってそう言えば
真剣な顔をした孝志が一呼吸置いて
「俺はお前が良治でもリョウコでも親友だと思ってる」
「うん」
「けど、陽菜と2人で飲むのはもうやめてくれ」
「・・・・昔の孝志の女遊びをばらされると困るから?」
真面目な顔の孝志をはぐらかそうと誤魔化したら
「茶化すなよ」
と、タバコを吸いだした。
「お前の最後の最後に残ってる男の部分を信用できないだけ」
「・・・・」
「女子会だと言い張るならそれでも良いよ。
でも、お前に残ってる最後の男の部分と陽菜を2人で飲ませたくない」
「1%もないのに?」
「たとえ、0.1%であっても、男と陽菜を飲み会の席で2人にさせたくない」
「・・・・・」
「悪い。お前の事100%女だと思えない。俺がお前の親友である限り
男だったあの時代を忘れることは出来ない」
「・・・・」
「お前を100%女だと思ったら、楽しかったあの時代を否定することになる」
「・・・・ずいぶん陽菜に惚れてるのね」
「まぁね」