この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
はじめの一歩
第6章 Piece of memory Ⅱ ー記憶の欠片 ー
荷物を置いてそれぞれのベッドに転がり、ひと息。
そのまま2人とも寝ちゃってた。
気づいたら、あたりはもう暗くて。お腹も空いたからホテルのレストランに食べに行く。
なんてことないバイキングスタイルだったけど、美味しかった。
お風呂は各々大浴場を使って。
ベッドに座ってTVを見ていると、清美ちゃんが帰ってきた。
お風呂上がりの、火照った肌に浴衣。
ドライヤーで乾かしたての、ふんわりした髪から漂う香り。
初めての、旅行。
初めて、一緒に過ごす、夜。
ダメだ…
やっぱデニムに履き替えときゃよかった…
鎮まれ、俺…出番はまだだ…
この程度でって中坊じゃないんだから…
意識しないようにすればするほど、逆効果で。
でも、清美ちゃんの前でこんな醜態晒すわけにもいかない。
取り敢えず、脚を組み、不自然にならない程度に身体を捻って死角を作った。
そのまま2人とも寝ちゃってた。
気づいたら、あたりはもう暗くて。お腹も空いたからホテルのレストランに食べに行く。
なんてことないバイキングスタイルだったけど、美味しかった。
お風呂は各々大浴場を使って。
ベッドに座ってTVを見ていると、清美ちゃんが帰ってきた。
お風呂上がりの、火照った肌に浴衣。
ドライヤーで乾かしたての、ふんわりした髪から漂う香り。
初めての、旅行。
初めて、一緒に過ごす、夜。
ダメだ…
やっぱデニムに履き替えときゃよかった…
鎮まれ、俺…出番はまだだ…
この程度でって中坊じゃないんだから…
意識しないようにすればするほど、逆効果で。
でも、清美ちゃんの前でこんな醜態晒すわけにもいかない。
取り敢えず、脚を組み、不自然にならない程度に身体を捻って死角を作った。