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はじめの一歩
第6章 Piece of memory Ⅱ ー記憶の欠片 ー
清美ちゃんが、俺の隣に座ってくる。
髪から漂うシャンプーのいい香りが鼻をくすぐり、いよいよ落ち着かなくなる。
「冷蔵庫に、お茶買って入れてるよ?」
「あ、じゃ、頂きます。」
清美ちゃんは、立ち上がり、冷蔵庫からペットボトルを出して飲んだ。
TVボードの上に出しっぱなしの、俺のお茶の横に飲みかけのボトルを置き。
また隣に座った。
俺は一つ息を吸い込み。
思い切って清美ちゃんの肩を抱き寄せる。
拒むことなく、清美ちゃんも俺に応えて身体を預けてきた。
何度か交わしたキス。
今日は、その先もある。
ゆっくりと、味わうように、噛みしめるように。
キスがどんどん深くなる。
ちゅ、ちゅぷ、と響く音が、興奮を掻き立てた。
ゆっくりと傾ぐように、ゆるゆると清美ちゃんを組み敷く。
熱い、視線が絡まる。
清美ちゃんがぎゅっと目を閉じて。
俺に全てを委ねた。
髪から漂うシャンプーのいい香りが鼻をくすぐり、いよいよ落ち着かなくなる。
「冷蔵庫に、お茶買って入れてるよ?」
「あ、じゃ、頂きます。」
清美ちゃんは、立ち上がり、冷蔵庫からペットボトルを出して飲んだ。
TVボードの上に出しっぱなしの、俺のお茶の横に飲みかけのボトルを置き。
また隣に座った。
俺は一つ息を吸い込み。
思い切って清美ちゃんの肩を抱き寄せる。
拒むことなく、清美ちゃんも俺に応えて身体を預けてきた。
何度か交わしたキス。
今日は、その先もある。
ゆっくりと、味わうように、噛みしめるように。
キスがどんどん深くなる。
ちゅ、ちゅぷ、と響く音が、興奮を掻き立てた。
ゆっくりと傾ぐように、ゆるゆると清美ちゃんを組み敷く。
熱い、視線が絡まる。
清美ちゃんがぎゅっと目を閉じて。
俺に全てを委ねた。