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今宵もネムリヒメに素敵な夢を...♡
第9章 クリスマスなんて…☆【雅】
だけど、
"素敵だね…"
オレの告白に初めは首を傾げて目を丸くしていた千隼が、結局照れから最終的にツッケンドンな物言いになってしまったオレに、そうやんわりと表情を緩めてくれたのを覚えている。
オレをまっすぐ見つめてくれる曇りのない瞳と、その柔らかな笑顔はまるで冬の寒さからオレを優しく包み込んでくれるブランケットのように暖かくて…
胸のなかになにかがポッと灯される音が聞こえた気がしたんだ。
そうして、ふたり国内でゆっくり過ごすクリスマスを約束して、迎えた今日……