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今宵もネムリヒメに素敵な夢を...♡
第19章 秋の夜長に…♡





あは、あはははは…(汗)

アタシのこの風邪の原因は明らかに昨夜の雅くん、で間違いないはないだろう。

しかし、それを明らかにしたところで、ひいてしまったものはもはや仕方がないことだ。

だけど、かの渚くんがここまで怒るとは……

雅くんだって、悪いと思っているからこそ今日まるまる1日のオフをアタシのケアに当ててくれると言っている。その内容もけして間違っているものとは思えない。

なのに…


「うわ、マっジ…ナギこわっ」

「あれだよねー、どっかのバカが寒空の下で盛ったりするからさー」


って!!?


「ッ────!!!!!!!」


Shut u───p!!!

Don't spe──ak(泣)

いかんよ!?

これ以上炎上させたら、みんなの朝のお出掛けに支障がでちゃうから!!このくらい寝てれば治るから。


「ね、渚くん、もういいよ。風邪はアタシの不注意でもあるし」

「「んぐッ─!!」」


アタシの影に隠れてヒソヒソ声を立てる葵くんと聖くんの口を咄嗟に塞いで止めに入る。

しかし…


「おとなしく寝て……」

「…らんねぇのがお前だろうが」

「…──っッ!!」


…あ、あぁぁ…




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