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今宵もネムリヒメに素敵な夢を...♡
第6章 ちーちゃんの夏休み♡partⅡ♡

え…
ちょっ…
今何て言った!?
「ッ────!!」
余りにもの破壊力に反応が遅れてやってきた。
さ、さりげなくそういうこと言う!?
おかげて体温、急☆上☆昇!!
顔から湯気が出そうだ。
なのに、
「千隼こっち。ちょっとカラダ貸せ」
「へ…!?きゃっ」
「なぁ…心配してくれるんなら、ちゃんと態度で示せ」
「んん…ぅ…」
あ…ヤバ…
耳元で囁かれた究極の甘い声色に腰が砕けそうになる。
後ろからアタシをまるごと拘束するかのように回される彼の腕…
心臓がうるさすぎて深呼吸の勢いで息を吸い込めば、渚くんの匂いが瞬く間にアタシを支配する。
ダメ、これ。
反則っていうか、レッドカードだから。
退場、退場、退場っ!!
そういえば、アタシをここに放り込んでさっさと退場した雅くんはどこに行っちゃったの!!?
「ダメっ、ダ…メ…ぇ、ッ…」
「ここには誰も来ない」
「ひゃっ」
「…それとも誰かに見られたいのか」
引きずり込まれるベッドルーム。
そりゃ、こんなところに誰かこられたら困るけど!!
「…千隼」
「ん…ぅ!!」
それにいきなりそんな…っ…
ベッドに深く沈められながら理性を溶かすようなキスを与えられ、頭の芯がボーっとしてなんの抵抗も出来なくなってしまう。
「昼前からやらしい顔…」
「ッ…ぁ」
こんなこと言われて恥ずかしいはずなのに…
彼らに慣らされたカラダが自分のいうことを聞かなくなるのはそれこそ時間の問題で…
"キモチイイ"
火をつけられた本能が、あらゆる刺激をそう受け入れ始めてしまう。

