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他人の妻、親友の夫
第1章 禁断の目醒め
夫同士は全くの他人であったが何度か会ううちに打ち解け、仲良くやっていた。
後輩の志歩の夫、海晴(かいせい)はダンサーである。
年齢は彼女と同じ二十九歳。細身に見えるがダンサーならではの柔軟な筋肉に覆われている。
パフォーマーとして大成している訳ではない彼はスポーツクラブでダンス講師などをして収入を得ているが、妻の収入には遥か及ばなかった。
一方先輩の理依の夫、秋彦(あきひこ)は国立大学の准教授である。
年齢は彼女の五つ年上で三十五歳だ。
化学一筋のこの男は研究室に籠りっぱなしなのか、夏でもうっすらと青く浮かぶ血管が透けるほど白い肌をしている。
「たまにはこういうのもいいものですね……」
秋彦が目を細めるだけの笑顔で呟くと三人がピクッと動きを止めた。
後輩の志歩の夫、海晴(かいせい)はダンサーである。
年齢は彼女と同じ二十九歳。細身に見えるがダンサーならではの柔軟な筋肉に覆われている。
パフォーマーとして大成している訳ではない彼はスポーツクラブでダンス講師などをして収入を得ているが、妻の収入には遥か及ばなかった。
一方先輩の理依の夫、秋彦(あきひこ)は国立大学の准教授である。
年齢は彼女の五つ年上で三十五歳だ。
化学一筋のこの男は研究室に籠りっぱなしなのか、夏でもうっすらと青く浮かぶ血管が透けるほど白い肌をしている。
「たまにはこういうのもいいものですね……」
秋彦が目を細めるだけの笑顔で呟くと三人がピクッと動きを止めた。