この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
他人の妻、親友の夫
第12章 エピローグ
「ダンスは? 頑張ってる?」

その問い掛けに海晴は苦笑いしながら首を横に振るだけだった。
悲鳴を漏らしそうなくらい焦った顔になった志步だが、喉の先まで出掛けた言葉を飲み込んで頷く。

「そっか……」

家を出て行ってまで、彼が選んだ道だ。
勢いや気分で選んだ訳ではないことくらい分かっていた。
自分のため、妻のため、考え抜いた決断に口を挟む訳にはいかない。

「じゃあさ、もういいんじゃない?」

自然に言うつもりだったが、彼女の声は震えていた。

「もう、さ……帰ってきてよ……」
「いや、まだ駄目だ」

彼は即答で返してきた。。

「なんでっ! もういいでしょ! このままじゃ駄目だって思って、ダンス辞めて……区切りをつけたんでしょ! だったらもうよくない?」
/257ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ