この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
よくある恋愛モノ 〜おあずけ〜
第2章 次は、きっと−−−



「そのくらいにしてよ、あなた。よそはよそ、うちはうちです。それに、最近は変わってきてるんですよ。それが美和の影響なら、こんなに誇らしいことはないじゃないですか」

「……ふん」



さしもの父親も、この母親の意見には弱かった

美和の何事にも臆さない強さは、母親譲りということだ



「行ってきます」



朝ご飯を食べ、歯磨きを終えて準備万端。

さぁ出掛けようというとき、



「5時までには帰って来なさい」



追い掛けてくる父親の声



「……はい」



少し遅れて返事をすると、美和は家を出た



“もう高校生なのに……”



さすがの美和も、父親の厳格さが異常だということに気づき始めていた



“そもそも風紀委員の仕事があるときは普通に6時過ぎちゃうんだから、別に5時じゃなくてもいいはずなのに”



美和も反抗期の娘

おまけに彼氏の悪いところをあれだけつらつらと並べられたら、むっとしないわけがなかった



「……なんかあったのか?」



いきなり目の前に凪が現れ、美和は思わずぶつかりそうになった



「ちょっと、急に出て来ないでよ!」



驚いたのと、少しくさくさしていたのとで、つい大声を出してしまう美和



/126ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ