この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
よくある恋愛モノ 〜おあずけ〜
第4章 素晴らしかったわ



欲求不満は、ほとんど暴力で昇華させてきた

そんな彼だから、普段のように怒鳴りつけたりすることも出来ず、ただただ黙って顔を赤らめるだけ。



「素行不良って聞いてたからどんな子かと思ってたけど……意外とウブなのね」



凪のモノに手を近付け、制服の上から軽く触れる



「……っ」



そこで初めて我に返った凪は、慌てて女性から離れた



「たったこれだけでそんなにしちゃうなんて」



逃げた凪を、女性は妖艶な笑みで追い詰める

まさに大人の魅力

凪がその誘惑に負けるのは、時間の問題−−−



ピピピピッ



アラーム音が鳴り響き、女性がそちらに気をとられた

その間に凪はサッと立ち上がると、彼女を軽蔑の眼差しで見下ろす



「残念だったな。さっさとこの部屋から出ていけ」



冷静さを取り戻した凪に睨まれれば、たいていの人間は竦み上がってしまう

だが、この女は違った



「残念なのはどっちかしらね」



クスッと笑いながらDVDを回収し、



「……またね、凪くん」



意味深な言葉と共にドアの向こうに消えていった−−−



/126ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ