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St.valentine
第2章 樹と遙のバレンタイン
試しに車に乗ってる時に、バッグからお菓子ポーチを出してチョコを探す。2つ出して1つ自分で開けながら

「樹さんも食べる?」

と聞いてみる。樹さんはチラっとチョコを見て

「あー、チョコは俺いいわ。甘いもんあんま食わねぇから。ガムがあったら貰える?」

というので、ミントガムをあげた。

やっぱ食べないのか…さて、どうするかなぁ…

今まで当然のようにバレンタインといえばチョコ、だったけど、そもそもバレンタインにチョコあげるのなんて日本だけの習慣なんだよね。

しかもそれってお菓子メーカーの戦略だって言うし。
一企業の販売戦略が今や国中巻き込んだ文化にまで発展してるんだから本当にすごいと思う。

すごいと思うし、そんな焚き付けできたら業界としてはしめたもんなんだろうなぁ…

でも、奇をてらうより右に倣えな日本人としては、周りと同じようにチョコを送るのが安心できるんだろうし、無難だ。

そしてその道を断たれると右往左往してしまう。

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