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第2章 樹と遙のバレンタイン

チョコじゃないギフトをネットで検索しても、
お酒、ネクタイ、万年筆なんかの、自分で買わないちょっといい文房具…どれも今ひとつピンと来ない。

カナちゃんの言葉をぼんやり反芻して、ナイナイ！
とぶんぶんと首を振る。

私からサービス…

いや。ダメだ。

恥ずかしすぎる。

家でベッドに寝転んだまま、サイトのリンクへ飛んで関係ないとことか色々見ていると…

アダルトグッズのお店に行きそうになった。

興味本位で、18歳以上のアイコンに触れてみる。