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スレイブ・プレイ! 氷華女子大学アイスホッケー部 愛奴化計画
第7章 密室のパワープレイ、淫肉は愛でられるほど締まりを増して
聞き覚えのあるだみ声。
嫌な予感に振り返ると、審判用の縞のセーターを着込んだ中年男がパックを手にすぐそばに立っていた。
「お……鬼岳っ……!」
「よう、久しぶりだな……」
ニヤついて歪ませた顎の周りのだらしない無精髭。そして隠そうともしない好色な目つきで、鬼岳が雪希の頭の天辺からシューズの先までを眺める。
「どうしてここに……!」
「どうしてって、ここの監督だからだよ、まったくお前のせいで野郎どものチームの指導とは、ツマンネー毎日になっちまったぜ!」
「それは自分のせいでしょう!」
というか、理事長はこの男を完全に追放したわけではなかったのか。美乃にあんなことをしていた卑劣な男を、まだグループ内に留めていたとは!
「納得いかない……理事長に抗議して絶対あなたをここの監督からも辞めさてやるから……」
「おいおい、コエーなあ……」
「鬼岳監督が、何か?」
冬馬が不思議そうな顔をする。彼もポジションは雪希と同じセンターフォワードであるため、中央のサークルに残っていた。