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スレイブ・プレイ! 氷華女子大学アイスホッケー部 愛奴化計画
第7章 密室のパワープレイ、淫肉は愛でられるほど締まりを増して
「くそっ!」
泡を食ってもう一人のディフェンスがシュートコースを塞ぎに入るが、それは彼女の思うツボだ。
「……らっ!」
振り向きざまに対角後方へと猛烈なショットを放つ、その先には静かなスケーティングでマークを外していた翼花が上がって来ていた。
「……ちぃっ!」
見事に逆サイドに振られて、氷裂のオフェンス陣がターンする。だが、翼花は彼らが殺到するのを待つつもりはなかった。
(氷の上だけは……私のプライド!)
理事長に屈服させられ、女として、アスリートとしての誇りをズタズタにされていても、だからこそ譲れないものがある。
ディフェンスラインから上がって来た勢いをそのままに、いや、更に加速しながらゴール前へとダッシュする翼花のブレイドは、目まぐるしくパックを左右に跨いで、猛スピードにもかかわらず、吸いつけてでもいるかのようなキープ力を発揮していた。
追いすがるマーカーたちを引き連れて、一群の流星のように突進した翼花がそのままシュート。
ガキイッ!
敵ゴールキーパーがしゃがんで作ったレッグガードの防壁によって撃ち込まれたパックを弾き返す。
しかし、それもフォーメーションの内だった。
「リバウンドッ!」