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スレイブ・プレイ! 氷華女子大学アイスホッケー部 愛奴化計画
第7章 密室のパワープレイ、淫肉は愛でられるほど締まりを増して
「YEAH! ナイス雪希! ベリィ・ナ~イス! チョーCOOLネ! バンザイサンショー!」
「いい感じですわ。この調子で行きましょう!」
自陣からサラと咲良が声援を送る。
(鬼岳は……?)
雪希は咄嗟に主審の姿を探した。もしかしたら、なにかイチャモンをつけてシュートを無効とされるかもしれないと心配したのだ。
しかし、意外にも鬼岳はたいして悔しそうな顔もせずに、得点を示すコールしていた。
(……もっと、何かアンフェアな真似でもするかと思っていたのに)
雪希が怪訝な面持ちでいると、優が近づいてきた。
「どうかしたかい?」
「あ、ううん……鬼岳が……」
「驚いたね、あいつがここの監督とは」
「ええ、嫌がらせをしてくるつもりかなって思ったんだけど」
「まだ気を許しちゃダメだよ! でも、今みたいに文句のつけようないプレイなら、不利なジャッジもしようがないってことじゃないかな」
優はそう言って雪希の肩に手をかけた。向き合ったまま雪希はバックスケートで優といっしょに自陣へと戻る。
「そうね。今の感じでどんどんいきましょう!」
「ところで、向こうの主将さんだが、なかなかやるよ。今もフェイクにかかりながらも、ちゃんと雪希のショットに反応してスティックを出してた。一歩届かなかっけどね」
「わかったわ、要注意ね」