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スレイブ・プレイ! 氷華女子大学アイスホッケー部 愛奴化計画
第7章 密室のパワープレイ、淫肉は愛でられるほど締まりを増して
(しかし、てっきり渡されたもので何かをするのかと思いたのだが……ただ乱暴に当たりにいっただけとは。目論見が失敗したのか、それとも自分の想い過ごしか……)
わからない。
そして、確認をとろうにも反則者はペナルティボックスへと去ってしまったし、チームの雰囲気は猛攻をかけるためのものに変わってしまっている。確証のないことで水を差すのはもったいない。
しかたなく口をつぐんだまま優はプレイに戻ることにした。
その様子を抜け目なく観察してい者がいる。
氷裂高校主将の氷堂冬馬だった。
(フッ……用心深そうな奴だと思って気をつけていたが……どうやら、これで流れはこっちの思惑通りになりそうだな……!)
あくまでも顔には出さずに、密かにほくそ笑む。
(さあ、始めるとするか! 1、2、3……!)
自陣左サイドからのフェイスオフ。予め鬼岳と示し合わせていたタイミングで、パックの着氷ジャストを叩く。
バシュッ!
斜め上から鋭く打ち下ろしたブレイドに跳ねあげられたパックが羅依の顔面目掛けて吹っ飛んだ。
「うおっ!」
間一髪、直撃寸前の所で羅依がグローブでパックをはたき落とす。