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スレイブ・プレイ! 氷華女子大学アイスホッケー部 愛奴化計画
第7章 密室のパワープレイ、淫肉は愛でられるほど締まりを増して
「ハンドリング!」
鬼岳が笛を吹いて羅依の反則をコールする。
「ちょっと! 掴んではいないでしょぅ!」
すかさず雪希が抗議を入れる。
キーパー以外の選手がパックを手で打ち落とすのは認められている。ハンドリングの反則を取られるのはしっかりと捕球してまったときだけだ。
「俺様のジャッジに間違いはねぇ! 間違いなく掴んでたぜ。それから落したんだ」
鬼岳がきっぱりと言い返す。
「今のはどう見ても……」
「どー見てもハンドリングだ……スポーツマンらしくねえ態度も反則になるんだからな、ぐちゃぐちゃ言って審判様に逆らうんじゃねいっ!」
「くっ……」
スポーツマンらしくないのはどっちだと言いたくなるような鬼岳の乱暴な物言い。雪希は怒鳴り返えそうとする言葉を必死に噛み殺した。
「そういうことかい……セコい手を使ってでも勝ちたいってか」
羅依が不敵に鬼岳を睨みつける。
羅依の凄味のある顔つきに、鬼岳は目をそらした。
(ケッ……言ってろ、このバケモノ女が! オメーはこれで終わりなんだよ、さっさとリンクから去れや、ボケ!)