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スレイブ・プレイ! 氷華女子大学アイスホッケー部 愛奴化計画
第7章 密室のパワープレイ、淫肉は愛でられるほど締まりを増して
「雪希、いいさ……ハンドリングはマイナーペナルティなんだ。二分したらまたパワープレイの局面だ」
羅依はそう言うと、悠々とペナルティボックスへと向かった。
先に退場となっているディフェンダーのペナルティは五分間なので、差し引きしても三分、こちらの数的優位となる計算だ。
「わかったわ……この借りはそのとき返しましょう!」
鬼岳の耳に入るように、聞こえよがしに雪希は大きな声で応えた。
その肉まれ口を馬耳東風に聞き流して、鬼岳は心の中で嘲け笑う。
(ケッケッケ……馬鹿が。そのときなんて来ねーんだよ! ここからだぜ……ククッ……復讐をさせて貰うからな)
「うひゃっ……あったけえ!」
ペナルティボックスの中に入った羅依は、中に籠る暖気に驚きの声を上げた。
「空調つきなのかよ……! 何にカネかけてんだか。こんなの、過保護でかえってチームが弱くなっちまうんじゃねーの?」
暖房は今入れたばかりらしい。センサーか何かがついていて、選手が中に入ると自動的にスイッチが入るようになっているのだろうか?
みるみるうちに、透明なプラスチックの仕切りが白く曇ってゆく。
「おいおい、これじゃあ試合が見れないじゃねーか……」
曇った表面を擦ろうと、慌てて仕切りに羅依が近寄ったとき、背後でガチャリと音がした。