この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
スレイブ・プレイ! 氷華女子大学アイスホッケー部 愛奴化計画
第8章 氷上の女薙刀士の敗北、許されざるディープキス
背中とお尻に手を回し、プロテクターを体に固定していたベルトを解く。
もし、この上にジャージを着込んでいたのなら、こんなに簡単には装備を外すことはできなかっただろう。
恥ずかしい格好で試合に臨んだことが功を奏した。
「……赦しませんわっ!」
もぎ離すようにして取り外されたプロテクターが氷の上に転がる。スイッチがONとなったまま、ウィンウィンと卑猥に蠢くそれらのパーツは、彼ら氷裂高校の、そして監督鬼岳の、卑怯と悪行の何よりの証拠だ。
「サクーラ! What happened!?(どうしたの!?)」
狩野兄弟にとっては更にマズいことに、ゴールの前で守備位置についたままだったサラが、咲良の名を「テキーラ」と同じアクセントで叫んで助けに入ろうとする。
「……チッ!」
狩野兄が手にしたリモコンのスイッチを入れる。
バシュウッ!
ゴールに張られていたネットが射出され、投網のようにサラの体に絡み付く。
「What the fuck is thiiiiiiiiiiiiiiiis!?(なにコレぇぇぇぇぇっ!?)」