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スレイブ・プレイ! 氷華女子大学アイスホッケー部 愛奴化計画
第8章 氷上の女薙刀士の敗北、許されざるディープキス
がんじがらめとなったサラが派手に転倒した。慌てて抜け出そうとするが、悪いことにゴールキーパーの装備は他のプレイヤーたちよりも大きくて、引っかかりやすい形状。抜け出そうともがけばもがくほど、手足が絡め取られてしまう。
「サラッ!」
咲良にとって、留学生は海を越えてはるばるこの国を訪れてくれた客人だ。
もてなすのは勿論のこと、その身に危機が迫れば護るのが武人の務めと心得ていた。
「おーっと、お前の相手は俺だっ!」
カナダ人キーパーは兄に任せて、咲良の薙刀術の前に弟が立ちはだかる。
「おどきなさいっ!」
「フギャッ!」
鋭いスピンと組み合わさった咲良の一撃が狩野弟を蹴散らす。
そのまま二撃、三撃と追い打ちをかけられて、キョージは情けない悲鳴を上げた。
「にっ、兄ちゃ~ん!」
「おいっ! 女っ! そこまでだ!」
弟の助けを呼ぶ声に応えて兄が咲良を呼び止める。
「それ以上、キョージに酷いことをしたら、このパツキンのマンコにブチ込むぜ!」