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スレイブ・プレイ! 氷華女子大学アイスホッケー部 愛奴化計画
第8章 氷上の女薙刀士の敗北、許されざるディープキス
護らねばならいない。異国の友を。
二律背反する苦境に、スティックを握る咲良の手がぶるぶると震える。
(くっ……悔しい……人質さえとられていなければ、こんな男たちに負けなどしないというのに!)
「オラッ! どうしたよ……俺の兄貴のチンポは気が短いんだ、さっさと命令に従えよ!」
「わ……わかったわ……で、でも、お願い……サラには、サラには何もしないで」
「だってよ、兄貴」
「そりゃあ、お前の態度次第だなあ~」
スティックとグローブを行儀よく足もとに揃えて置く咲良を、狡そうな顔つきで眺めながらキョーイチが返す。
「態度って……」
「わかってんだろ? キョージにイイコトしてやってくれよぉ~、そいつ、童貞なんだよ」
「余計なコトいうんじゃねーよ!」
弟のほうがけっこうマジに怒った顔をする。
「ワリィ、でも、まっ……良かったじゃん。サクラちゃんにたっぷりサービスして貰いなって」