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スレイブ・プレイ! 氷華女子大学アイスホッケー部 愛奴化計画
第8章 氷上の女薙刀士の敗北、許されざるディープキス
口蓋を舐めるキョージのベロの動きが上手いのか下手なのか、今まさに初めての体験をしている咲良にはわからなかったが、自分がその動きに誘われて何かを感じ始めている事は予感できた。
(おっ、お腹のあたりが……モジモジして来ます……こんなの初めて……)
21歳。バージン。何も恥ずかしい事ではない。それもさることながら、オナニーすらしたことがなかった(そもそもオナニーという言葉を未だに目にしたことも聞いたこともなかった)咲良には、自分の肉体に起きているこの変化がなんなのか、いいことなのか、悪いことなのか判断がつかない。
ちゅうっ……
「……っぷはぁっ!」
たっぷりと咲良を吸って、ようやく唇を離したキョージが息をつく。
咲良の口の中から吸い出されたとろりとした唾液が二人の唇の間で名残を惜しむ。
「なあ、もうここまで自分で脱いじまったんだ……残りも脱げよ」
うっとりと潤む咲良の瞳に映し出されるキョージの真顔。
うながすようにして、ビキニの紐を背中に探る感触。
(あ……解かれたら、見えてしまう)
と、思う間もなく雪解けのように紐は外されて、咲良の上半身に春が訪れた。
「ぃ……や……っ!」
その胸に散った咲良の花びらを見られてはいけないと、咄嗟に両手を交差して覆った乙女の恥じらい。
しかし、その手の平は、ひと回り大きな男の手の中に握られて……
ふわっ……
咲いた。咲良が咲いた。柔らかなふたつの丘に、匂い立つように鮮やかなチェリーブロッサム。