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スレイブ・プレイ! 氷華女子大学アイスホッケー部 愛奴化計画
第10章 知略の女をハメ堕とす、絶頂の肉奴隷宣言!
その声とともに、スタンドにいた控えメンバーから投げ込まれるもう一本のスティック。
「味わってもらうよ……僕の二刀流」
手にした二本を交差させ、漫画ならばジャキン! という擬音でも背負うかのようにポーズを取る。
(……ば、馬鹿なのかコイツ)
なんの意味があるのか。あまりにも場違いな冬馬の行動に、優は状況を一瞬忘れてポカンと口を開けてしまった。
(二本のスティックを広く構えて通せんぼ……? そういうことなのか?)
だがそんなもの、少し小回りを利かせたスケーティングをすればやすやすとかいくぐれるというものだ。
「……雪希! 今行く!」
冬馬を無視してターンを決めようとする優。しかし、その足はステップすることができなかった。
「うっ……! なっ、なんだこれは!」
「二刀流アイスホッケー秘奥義、金縛りの術!」