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スレイブ・プレイ! 氷華女子大学アイスホッケー部 愛奴化計画
第11章 挟撃の巨チン、プライドの二本挿し
後ろへ仰け反り倒れるディフェンダー。その拍子に手が引っかかったのか、ブチブチと音を立ててプロテクターパンツのベルトが外れ、アンダーウェアごと膝のあたりまで脱げてしまう。しかし、なりふりなどかまっていられない。
リンクの外へ! 翼花は這いつくばったまま無我夢中で待機ボックスのゲートへと向かった。
「助けを……誰か助けを呼ばなくちゃ……!」
「それは違うぞ……翼花よ」
「え……?」
ようやくたどり着いたゲート――それは氷裂側の待機ボックスだった――に待ち構えていた人物。その聞き覚えのある声。見上げた翼花の目に飛び込む見慣れたモノ……!
「ガッハッハ! 奉仕の精神はどうしたのじゃ! 翼花よ、青少年たちを得意の技でもてなしてやったらどうじゃ!」
そこにいたのは氷堂グループ総帥、どうしたわけか今日は紋付袴の和装の貫録たっぷりの氷堂秀之であった!
「理事……長……様が……どうして……ここに……」
「グゥフッフ、祝福に来たのじゃよ!」
「祝……福?」
一瞬自分が聞き間違えたかと耳を疑う翼花の前で、氷堂は懐から奥義を取り出してバッと開き快哉した。
「そうともじゃ! 我が学園のアイスホッケーチームの記念すべき初のスレイブ・プレイを祝してのう!」
(何を言っているのかわからない……)
日本語としてはわかるのたが、意味が。