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スレイブ・プレイ! 氷華女子大学アイスホッケー部 愛奴化計画
第3章 スポーツ留学生、屈辱のフェラチオ奉仕
何故なら、この競技を愛していたから。凍結した牡丹江の氷上で、優しい祖父から教えて貰って夢中で遊んだ幼き日の原風景が、翼花に他の競技を選ぶ道を許さなかった。
そして彼女は留学という決断をした。他の国々ではスポーツは娯楽であり、人々を感動させるため、或いは己を磨くためのものであるという。全てを国家に捧げるためのものではない。
そんな環境ならば、自分の心から愛するこの競技をいつまでも続けていくことができるのではないか……そんな想いで、この氷華女子大学のスポーツ留学に応じたのだった。
勿論、それは簡単な事ではない。故国ではスポーツ選手は軍人に等しい、機密に準じる存在だ。
海外に出るというのは裏切り行為とみなされる。何枚もの誓約書と手続き、役人や教官、そして政府幹部への心つけをしてようやく海を渡った翼花には、帰る場所など残されていなかった。留学費用は親が借金をして賄ってくれた。故事の通り、背水の陣だった。
そして、その弱みにつけこまれた。
氷華女子大学の理事長、氷堂秀之(ひょうどう・ひでゆき)は、翼花が来日した初日に選択を迫った。彼のモノになるか、さもなくば退学か。
翼花に選択の余地はなかった。
そして今、日課である氷堂の男根への奉仕をしているのだった。