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スレイブ・プレイ! 氷華女子大学アイスホッケー部 愛奴化計画
第16章 あとがき

1.レーベル(雑誌)コンセプトにマッチしていること
2.文章のテンポが良く、読みやすかったこと
3.個性

個性というのは、特に「透明犯罪捜査官 美荻野凛々香の非日常」に見られた「ありそうでなかった設定」という所にユニークさを感じて頂けたそうです。

投稿先様からこのようなフィードバックを頂けたのは初めてのことだったので、「なるほどそういう所をみるのか」と謎が解けた思いでした。

そういえば、昨年「溺鎖」でデビューされた水鏡 智貴先生も、どこかでそんな事をかいてらっしゃったような。「編集者は新人に個性を求めていて、自分にはそれがあると評価された」というようなお言葉を見た記憶が。(たぶん「小説家になろう!」の読者へのメッセージだったかな)

水鏡 智貴先生のその言葉を読んだときには、なんだかわかったようなわかんないような。「でも個性ってなんだろう?」みたいな感想だったのですが。
こうして実際に自分がそういう評価を貰ってみると、グッとわかりやすい。

要は、「他と違うこと」それを個性と言うのだなと理解しました。

他と違うというのにも二種類あると思うんです。

ひとつは、「全く新しい事だから他と違う」
もうひとつは「真似できないから他と違う」

前者の場合、個性足り得るのは最初の一回だけで、真似されてしまえばフォロワーに埋没してしまう。なので、目指していくべきは「真似したくても真似できない」という所なんだろう。それが真の個性であり、自分を他と区別してくれるものになるんだろう。
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