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スレイブ・プレイ! 氷華女子大学アイスホッケー部 愛奴化計画
第4章 ルーキー秘密特訓、マッサージに緩められる少女の秘所

 チームで最も高い180センチの身長に、男子顔負けの体格。性格も豪胆で、さしもの鬼岳も彼女だけにはボディ・タッチを敢行したことはなかったという。

 見た目通りのパワーファイターである羅依は、雪希がセンターを務めるブリザード・ブリンガーズの主力フロントラインのライトウィングだ。

 そして、攻撃のもう一翼、レフトを担う黒見優(くろみ・ゆう)が質問する。

「……それで、相手はどこなんだい?」

 スレンダーな長い脚を氷上に伸ばしてストレッチをしながら、私情を挟まぬ落ち着いた口調。

 ボーイッシュなショートカットの彼女は、女言葉を使わないというポリシーを持ち、まるで宝塚の男役のような雰囲気だ。プレイにおけるその持ち味は、冷静な判断力とスピードのあるスケーティングだ。

「最近アイスホッケー部が創設されたばかりの学校で、練習試合の相手がいないそうなの。だから、私たちにお願いしたいって……」

 雪希はそこで口ごもった。

(皆、納得してくれるかな……?)
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