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スレイブ・プレイ! 氷華女子大学アイスホッケー部 愛奴化計画
第4章 ルーキー秘密特訓、マッサージに緩められる少女の秘所
(うーん、やっぱり理夢ちゃんは怒っちゃったかあ……)
とはいえ、これはそんなに悪い話でもないと雪希は考えていた。
北国と違ってアイスホッケー人口の少ない地域にある氷華女子大学にとっても、練習相手が少ないというのは大きな悩みだった。
ウィンタースポーツが盛んでない土地柄というのを逆手にとって、アイススポーツに力を入れて学園のウリにするという理事長の方針で、雪希や理夢を始めとする有望選手が集められて出来たのが、この氷華女子大学ブリザード・ブリンガーズである。
「理夢ちゃん。助け合いって言うじゃない……同じ氷堂グループの学園のチーム同士なんだし……」
「そんな事言って、できたばっかりのチームなんですよね? まともなプレイはできるのかしら!? 貴重な練習時間を無駄にするだけに決まっているわ!」
「おいおい、理夢……そりゃ決めつけ過ぎだろ……」
見かねて羅依が口を挟んだ。
咲良は慎み深く口をつぐんでなりゆきを見守る構え、優は面白そうにやりとりを眺めている。他の部員たちも似たような態度だった。理夢が雪希にくってかかるのはもう日常茶飯事で、誰もまともに取り合おうとはしない。