この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
スレイブ・プレイ! 氷華女子大学アイスホッケー部 愛奴化計画
第4章 ルーキー秘密特訓、マッサージに緩められる少女の秘所
スティックを手にした竜崎将子は、傍に出してあったパックケージから、いくつかパックを取り出して氷の上にバラまいた。
アイスホッケーは漢字で書くと「氷球」という名称だが、実際に打つのは「球」ではない。厚みのある円盤状の硬質ゴムでできたパックが、サッカーやバスケットなどの「ボール」に該当する。それを滑らせ、或いは宙に打ち上げ、前後左右上下にコントロールして、敵陣のゴールに叩き込む。
「男子と女子……その大きな違いは体格差、そして筋力差。でも、アイスホッケーにおいて、それはどこまで男子にとってのアドバンテージと言えるかしら?」
パシィッ!
竜崎将子がパックを打つ。スルスルと氷上を滑って止まるパック。
パシィッ! パシィッ! パシィッ!
続けざまに打たれるショット。あるものは弧を描き、あるものは上空に跳ね、あるものは壁にリバウンドして戻って止まる。
「な……何だって言うのよ……!」
「わからないのか? 監督のやっていることが」
文句をつけようとする理夢に、優が目線で説明する。
「あっ……!」
それに気づいて理夢は言葉を失った。