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社内恋愛のススメ
第2章 社内恋愛のお誘い
「昼間の話…」
運転しながら、北川さんが口を開く。
「辻本、社内恋愛になんか嫌な思い出でもあんの?」
やっぱり聞かれてたのか。
「嫌な思い出ってわけじゃないですけど、筒抜け感が嫌なんです。仕事とプライベートは分けておきたいので。」
「なるほどな。じゃ、バレなきゃいいんだ?」
「なかなか難しいと思いますけど…」
「そか?俺バレたことないけどな。」
社内恋愛してたのか。
北川さんは、顔はカッコいいんだけど、どっか近寄りがたい雰囲気というか、気安く話しかけ難いオーラを纏ってるというか…そんな人だから今こうやって話してるのもちょっと不思議っちゃあ不思議。
「…戦国時代の武将はさ、バイが多かったって知ってる?」
は?
今の流れでなんでそんな話⁉︎
あまりの唐突さに思わず目を見開き、運転席を凝視してしまう。
運転しながら、北川さんが口を開く。
「辻本、社内恋愛になんか嫌な思い出でもあんの?」
やっぱり聞かれてたのか。
「嫌な思い出ってわけじゃないですけど、筒抜け感が嫌なんです。仕事とプライベートは分けておきたいので。」
「なるほどな。じゃ、バレなきゃいいんだ?」
「なかなか難しいと思いますけど…」
「そか?俺バレたことないけどな。」
社内恋愛してたのか。
北川さんは、顔はカッコいいんだけど、どっか近寄りがたい雰囲気というか、気安く話しかけ難いオーラを纏ってるというか…そんな人だから今こうやって話してるのもちょっと不思議っちゃあ不思議。
「…戦国時代の武将はさ、バイが多かったって知ってる?」
は?
今の流れでなんでそんな話⁉︎
あまりの唐突さに思わず目を見開き、運転席を凝視してしまう。