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瞳で抱きしめて
第7章 恋人にして
「はあ…っ…きもちい……」



それは光も同じだったようで、彼は独り言のように低く呟くと、すぐにベッドに私を押し倒した。



切なそうに顔を歪めながら見下ろしてくる。




━━━━なんて整った顔なんだろう。



私は今更、光の美しい容姿に気づくのだった。


形の良い目元が、切なそうに細められ熱く燃えていた。


その視線が真っ直ぐ自分に注がれていることに、私の胸は高鳴った。



「樹理さん、俺…もう…」




辛そうに呼吸を乱しながら、光が赦しを請うように続けた。



「ダメかも…余裕ない…っ」




彼の名前を呼ぼうとして開いた唇は、すぐに光の唇で塞がれ、熱を帯びた掌で胸の膨らみを覆われる。




先程のように加減したような柔らかい愛撫ではなく、本能のままに動く指。


まるで捏ねるように乱暴に揉みし抱かれ、私は喘ぎながら腕を伸ばして光の髪をクシャクシャにした。



既に固くなった先端を、指先で摘ままれ指の腹で潰される。



強く甘い刺激に私の口からは甘えるような高い悲鳴が上った。



「あっ…!あっ…!ひかる…!………気持ちい…」



グリグリと捻りあげられる動きに、全身が大きく反応してしまう。
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