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3つのジムノペディ
第3章 レント(ゆっくり)で、いたましげに

裸のままでベッドに腰掛け。膝の上に、彼女は上半身をかがめ。ぼくはその白く美しい尻を、手のひらではたいた。
「…もっと、つよく」
うつむいた姿勢で、彼女は言う。
先ほどよりも強い力で、ぼくは彼女の尻を叩く。
「もっと」
ぼくは不安になる。
こんな華奢な身体を、壊してしまうのではないか。こんな小さな身体に、傷をつけてしまうのではないか、と。
しかし彼女は繰り返す。もっと、もっと強く、と。
ぼくはそして、心を決め、彼女の尻を、自分の手が腫れるほどに、平手で打った。
彼女は小さな悲鳴を漏らした。その声に、歓喜の響きを漏らしながら。
そしてぼくは理解した。こういう形もあるのだ、と。
美しい成人女性の尻を、その夜ぼくは、何度も平手打ちした。
涙と愛液を一度に流しながら、彼女は最後にはぼくの膝から崩れ落ち、床に突っ伏した。
そして、彼女の去った自分の脚をみて、ぼくは心底驚いた。
―――ぼくは猛烈に勃起し、そして濡れていた。

