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私立S学園高等部
第4章 Pink Prisoner
あ、ヤバイ。19時前。さっさと夕食に行かなきゃ!!食堂閉まっちゃう!!お風呂も慌てて行かなきゃ!!
「先輩、起きて!!食堂閉まっちゃうよ!!」
「ううん…。樹理…。樹理だけ行って…。」
「晩御飯抜きになっちゃうよ!!」
「ああ、それは死ぬ…。」
私は慌てて着替えた。
先輩も寝惚けながら着替えようとして…。
「うおっ!!」
パンツを履こうとしてまだコンドーム付けっぱなしな事に気付き、びっくりして目が覚めた先輩。
笑えるんだけど私も焦っていてそれどころじゃない。
お互いバタバタ着替えて食堂にダッシュした。

慌てて夕食を食べて慌ててお風呂の準備をする。
先輩の方が先に男湯に行った。
私も慌てて女湯に行った。
女湯は時間ギリギリの駆け込みで入る生徒が結構居て混んでいた。
何人かクラスメートもいた。
「あ、樹理ー!!今日遅いじゃん?」
「昼寝しちゃって…。」
と言いながら服を脱いでできた

ぎょっ!!しまった!?

脱いでから気付いた。
そうだ、先輩に全身にキスマークつけられたんだ…。
インナーを脱いでブラジャー姿になってから気付くようじゃ手遅れだった…。
声をかけてくれたクラスメートの一人が
「あれ?樹理?どうしたの?なんかあちこちにアザ出来てない?」
と聞いてきた。
クラスメートのもう一人がその『アザ』が何か気付いた。
「みっちゃんやめなよ…。」
「え?え?」
みっちゃん気付いてないのか…。
「キスマーク。」
「え?」
みっちゃんは顔を赤くして固まってる。
あーみっちゃん処女だっけ?
「阿部先輩にキスマークつけられちゃった。」
もうどうせ何があったか大体皆想像ついてるんだから隠したって無駄だし。
堂々とカミングアウトした。
「キャー阿部先輩そんなことするんだ!!」
「やっぱり先輩とラブラブなの!?」
「阿部先輩の本命ってやっぱり樹理なのね!!」

お風呂から上がってまた先輩の部屋。
「お風呂で質問攻めに遭ったんですけど?」
「え?何で?」
「その『アザ』どうしたの?って聞かれて。」
「大好きな阿部一史先輩からつけられたんですぅーって言えばいいじゃん。」
「どうせ皆そうだと思ってるから阿部先輩にキスマークつけられた、ってのは言った。」
「俺もさ、首筋のキスマーク何人かにからかわれたから俺の樹理ちゃんにつけられた、って自慢しといた!!」
「あぁ、そうですか…。」

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