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私立S学園高等部
第4章 Pink Prisoner
「俺、樹理一人に絞る、もう他の女子と寝ないからお前らももう樹理に手を出すなって風呂で宣言してきた!!」
お風呂で何やってるの、先輩…。
明日になれば私と阿部先輩が本気で付き合う事になったって噂が回るんだろうなあ…。

ま、いっか。

別に困ることも無いし。
ちょっと恥ずかしいだけで。

それからしばらく。
一人で着替えたりする度に先輩のつけたキスマークが見えて…。
先輩の笑顔だったりキスだったり愛撫だったり声だったり先輩がもたらしてくれる快楽だったりが浮かんで子宮が疼いた。

本当に、もう…。

私は二年生になり、先輩は三年に進級した。
そして中等部から高等部に進学してきた後輩が出来た。

阿部先輩はもう生徒会長では無いから昨年ほどは目立ってないはずなのにもう、新入生の女子の間で「阿部先輩ってカッコいい!!」「阿部先輩に抱かれたい!!」なんて騒がれていた。
でもその騒ぎもすぐに沈静化する。
「阿部先輩の彼女って高津先輩なんだ…。」
「私二番手三番手でもいい。遊びでもいいから阿部先輩とヤりたい!!」
「阿部先輩、去年までは色んな女子とヤりまくってたらしいけど今年に入ってからは阿部先輩一筋らしいよ。」
「えー。じゃあ高津先輩と別れるまで待つしか無いの!」
「でも高津先輩の次の彼女とか嫌じゃない?」
「あんな綺麗なお嬢様と比較されるとか無理!!」
お嬢様じゃないよ、私。

逆に私も新入生男子から声をかけられたこともある。
いや、男子だけじゃない。
新入生女子からも写真撮らせてとか一緒にお茶して下さいとか誘われる…。

阿部先輩はそんな喧騒も気にせず受験生らしく、勉強第一の生活を送っていた。

私はそこまで勉強漬けの生活では無かったけど阿部先輩以外の男子と遊ぶこともなく、阿部先輩や友達と過ごす大人しい学園生活を送ってた。

阿部先輩の次の代の生徒会長は橘君。
何度かHしたことある男子…。
二年生になり、同じクラスになった。
「高津って阿部先輩と付き合ってるんだなぁ…。」
「そうよ?」
「俺、ちょっとショック。まあ阿部先輩には勝てないし…。」
「えー?橘君もイケメンじゃん?それに生徒会長なんだからさ!!」
「阿部先輩の次って荷が重いよ…。」
橘君とはクラスではよく話す仲になった。
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