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第5章 初恋

裸でベッドに横たわる美少女に待受画面を見られた時は何とも言えない気まずさに囚われた。
こんなに可愛い彼女がいるのに俺はまだあの人に未練があるのか？いい加減待受画面変えろよって。

でも待受画面を変えようと思う度にやっぱりあの人の顔を見ていたいと変えるのをやめてしまう。

あの人はもうこの世にはいないのに。

いや、目の前の女の子を俺は愛してる。今はその気持ちは間違いない。
でも俺ははるか先生を忘れてはいない…。

俺は樹理に昔のことを話すことにした。
樹理の手を握りながら遠い昔に思いを巡らせていた…。