この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
私立S学園高等部
第2章 美人教師と忘れ形見
二人でシャワーを浴びてまた再びはるかさんの遺品の片付けをした。

ふとはるかさんと初めて結ばれた夜も一緒にシャワーを浴びたことを思い出した。

さっきまでそんなことなかったのにふとはるかさんとこの部屋で過ごした色んな思い出が胸に溢れてきた。

もしかして、はるかさん妬いてる?
私のことを思い出してって?

それだけじゃない。

はるかさんが亡くなって俺は感情に鍵をかけていた。
でもせりなちゃんがそれを抉じ開けたのだ…。

はるかさんの遺品の片付けを終え、せりなちゃんを小学部の寮まで送った。
せりなちゃんにバイバイって手を振られた時切なく感じる俺がいた。

そしてその夜。ベッドの中で…。

俺は布団の中ではるかさんとせりなちゃんのことばかり考えていた。
はるかさんの思い出が沢山甦ってボロボロ泣いた。

そしてそのぽっかりと開いた穴を埋めてくれるせりなちゃんの肌や温もりや甘い声を思い出していた。

俺にとって止まっていた時間が動き出した。

せりなちゃんが中等部、別名『牢獄』に進学したら会えなくなる。
俺はできる限り進学前にせりなちゃんと会おうとした。
大地は大学部に進学したら寮じゃなくて近くに部屋を借りて通学するため、既に引っ越していた。
もう高等部は自主登校だったので寮にはほとんどいなかった。
けど何かの用事で寮に戻ってくるかも知れないから一応大地に事情は話した。

「えっ!!はるか先生の娘さんを部屋に連れ込むの!?」
「大地、ここだけの秘密でお願い。」
「最近とっちーようやくご飯もちゃんと食べるようになったと思ったらそんなことが…。小学生に手を出すとは…。」
大地がニヤニヤしている。
「手は出してねーよ。」
最後まではやってねーよ、最後までは。
まあクンニとかフェラまでさせといて手を出してないとか嘘だよな…。

「でも部屋で二人きりでしょ?そして俺に帰って来るなって釘刺すんでしょ?ヤル気満々じゃん。」

さすが大地くん。

中等部に入ると家族にも会えない位自由が無くなるので小学部の6年生の春休みは長い。
小学部は門限が早いものの門限さえ守れば学園内は自由に歩き回れる。

せりなちゃんは毎日のように俺の部屋に来た。
そして俺達は会う度にキスをして裸で抱き合った。

でも俺は挿入や指を入れたりはしなかった。

それは高校生になるまでとっておこうと思った。
/215ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ